子育てしながら心豊かに働こう

掲載日:2011年03月28日

いろいろな状況に合わせて働きたい

いくらやりたいことがあっても、ママの働き方には困難がいっぱい。
子どものこと、夫のこと、親のこと。
いつでもママの仕事は優先順位・低。
それでもしなやかに、環境に順応しながらやりたい仕事を続けるのが、かしこいママの働き方。
今日はそんなママを紹介します♪

増田律子さん

1971年生まれ。
夫、中2女子、小5男子、年長男子の5人家族
2004年よりラボテューターとなる。

子どもといっしょに楽しみたい

増田さんとラボとの関わりは、11年前にさかのぼります。

ちょうど娘さんが2才半になったころのこと、家の近くにラボ・パーティがあることを知人に教えられた増田さん。「どんなふう?」と聞くと、「子どもがとても楽しく通っているの」と言われ、興味がわいたそうです。

もともと英語や絵本が大好きだった増田さん。「英語をライフワークにしたい」と考え、結婚し退職をした後、通訳ガイド専門学校に通っていました。そのころアルバイトで関わった幼児英語教室は、残念ながら「英語を楽しく子どもと学びたい」と思っていた増田さんにとって、期待はずれなものでした。
だからこそ「子どもが楽しく通っている」というラボ・パーティに興味を持ったのです。


魔女の絵本を読めば、
ホントにスープを作る!ワクワクドキドキ

子どもといっしょに英語を楽しめる方法があるのなら、ぜひ教えてもらいたいという気持ちでラボ・テューターの研修を受けた増田さんでしたが、「これは、子どもと楽しめる」と確信し、ラボ・テューターになることに。

さっそく7人の子ども達を集めてパーティを始めたとたんに出たのが夫の辞令でした。わずか半年ばかりの開催で、増田さん一家は関西に旅立つこととなりました。

新しい土地でもすぐ開設

増田さんは、奈良に引っ越して3ヵ月後には新たなパーティを立ち上げることができました。
新しい土地でも、すぐに開設ができるのは、増田さんの行動力はもちろんのことですが、それだけではありません。
転勤の都度お世話になるのは、全国7ヵ所にある総局です。事務局は、新しい地域がどんな特性があるのか、住宅事情なども細かにサポートをしてくれます。

まわりのサポートにも恵まれ順調にラボっ子も増え、新たにクラスを増やそうとした時期に発覚したのは、思いがけず第三子の妊娠でした。


新しい土地には、新しい出会いがある

続けられるだろうか…と悩む増田さんに「少し力を抜いて続けてみれば」と言ってくれたのはママ達。ママ達は頑張りすぎる増田さんのことを心配してくれていたのですね。
今は遠く離れてしまっていますが、このころのママ達とのお付き合いは、増田さんにとって大切な宝物だと言います。

この後、ご自身のお母さんの看病のために、高知の実家に8ヵ月もどったり、さらに、東京にまた転勤となったり、人生の中でもこんなに目まぐるしいことはないだろうにというほど、様々な事が起こった7年間でした。

細く長く続けるために。


お姫様の読み聞かせにうっとり

ママの仕事は、家族の状況に左右されるもの。すべてを押しのけて、ママの仕事が優先順位1位とはなかなかならないものなのです。
看病をしながら、仕事を続ける。
転勤をしても、仕事を続ける。
第三子が生まれても仕事を続ける。
仕事のボリュームを減らしながら仕事を続ける。
パワーアップして仕事を続ける。

そうするために必要なことは、なんでしょうか。
答えは「超人であること」ではありません。

「物理的にそれが可能」で「継続に値する魅力」を持った仕事を選ぶことです。

ラボのフォロー体制がしっかりしていることや、自分の裁量で活動の幅を変えられることが、転勤族である増田さんにとって、仕事のやりやすさにつながっています。
では、継続に値するラボの魅力はなんでしょうか。「英語力だけではなく、国語力があっての英語力を重視していること」と増田さんは言います。

「幼児にとっての英語とは、子育ての優先順位で言えば低いと思います」と増田さん。外で思い切り遊んだり、ご飯をたくさん食べたり。そういうことが一番大切で、それをないがしろにして英語だけやらせようとしても、うまくいかないのは当たり前。物語を読み、日本語の美しさや、異文化に対する心を大切にし、土台をしっかり固めたうえでの英語だから、子どもも楽しめ、自分にとっても魅力なのだと増田さんは感じています。

また一歩前へ。

さて、東京に戻ってきてこの1年間は「がんばりすぎない」ことを自分に課してテューターをやってきた増田さん。
実はがんばりやなので「あまりがんばらない」というのは、人生初のチャレンジだったそう!
けれども結果的には、PTAなど他の活動も平行してこなすことができ、とても心地よい働き方ができたそうです。

4月からは、ちょっぴりクラスを増やし、活動の幅を広げようと考えています。
一歩ずつ、自分の状況に合わせて、歩幅を変えられる。ちょっと足踏みしたい時には、足踏みができる。けれどもそれは決して後退ではありません。次のステップに進むための足踏みであり、助走です。
その手ごたえを感じながら、増田さんは一歩一歩着実に前に進んでいます。

(取材・文/宗像陽子 写真一部提供/増田律子)

増田さんよりメッセージ

自分の子どもとの関係は「ママと子ども」だけではありません。「ママの目」とは違う客観性を持った「視点」を持てるのも魅力ですよ♪ぜひ、仲間に なりましょう。