子育てしながら心豊かに働こう

掲載日:2010年02月12日

こんな楽しい研修、あり!?

子育てと仕事を両立したい。
自宅でもできるラボ・テューターなら、
それが可能かも!
とはいえ、私にできるのかしら?
研修をやってくれるらしいけど、
赤ちゃんがいても、研修を受けられる?
どんなことをやるのかしら?
そんな疑問にこたえるため、むなぽんがラボの研修風景を取材。
ラボ・テューターの卵ママの奮闘振りをレポートしちゃうよ。

[ラボ・テューター研修中バーランド和代さんプロフィール]

1971年生まれ
家族構成 夫。5才、1才男子。
元福井放送リポーター。元NHK福井キャスター
心に響く「ことば」を大切に、読み聞かせ、朗読劇などの活動を継続中。
http://kb.mike.co.jp/

託児付き研修は、ゆったりママリズム

大きな目とえくぼがとっても魅力的なバーランドさんは、イギリス人のご主人を持つ日本人です。鈴がなるような美しい声も、元アナウンサーと聞けば納得。アナウンサーとしての経験を生かして、読み聞かせ、朗読教室、お話コンサート、ボイストレーニング講師など、幅広く活躍しているママさんです。

実は、「お話マミーズ」という活動で、読み聞かせやコンサートを企画しているバーランドさん、リトル・ママでも取材をしたことがありました!(取材記事はこちら)


ママは研修中。よい子で待っててね

バーランドさんは、ご主人がイギリス人とのこともあり、英語はペラペラ。その英語力を生かし、子どもにも英語力を身につけたいと考えて、いろいろな英語教室の見学をしていて、ラボに出会ったそうです。他の教室とちがい、ビデオやDVDをまったく使わないというラボに興味を持ったバーランドさん。ご自身もラボ・テューターとして活動ができるのではないかと考え、研修に参加することに。研修は昨年の11月から始まり、3月までの半年間に11回行われます。取材に行ったのはそのちょうど折り返し地点にあたる6回目でした。

ラボの研修は、子連れでも受講ができるよう、託児制度も整っているのがうれしいポイント。ほぼ2週間に一度というゆったりペースも、子育てママにはありがたいですね。

話し合いで、不安を解決していく


お世話テューターさんの読み聞かせ

午前は、英語の歌やマザーグースなどを交えながら、実際にやっていくべきことや理念についてなどのお話。このほか「お世話テューター」と言われる先輩テューターが、現場で出会う実例を交えて話をしてくれるので、とても実践的な内容です。

取材日は、「活動の会場はどこにするか。どうやって探すか。募集したい年代は?」といったテーマでの話があり、その後、お教室誕生に向けて、今自分自身の中で不安に感じていることなどを話しあいました。

不安に思っていることをポストイットに書き出す、話し合う、解決への道を探るなどの過程を経ていくことで、次第に今やるべきことが明確になってきたようです。実際にあがった不安材料としては、「自分にできるのだろうか」「集客はできるか」「子育てと両立できるか」といったこと。

たとえば「ラボっ子が集まらないのでは?」といった不安には「自分から壁を作らないようにしよう」といった精神論から「マザーグースの絵本のつどいをやってみよう」といった具体的な案まで、自分達で答えを導き出していきます。不安は誰にもありますが、まずは一歩を踏み出すことが大切と、全員で確認できたようです。

物語の世界に入っていく

午後は、自宅であらかじめ聴いていた物語CDの劇表現を、実際に練習していきます。身体を動かし、頭を使って劇を創っていきます。

この日は、「3人のおろかもの」と「まほうの馬シフカ・ブールカ」というお話の劇表現をしました。研修の最終日には、練習の成果を見せる発表があるため、練習にもつい力が入ります。実はこの過程は、ラボの教室で行われる活動そのもの。ラボっ子(生徒)たちにやってもらうことを、研修で実際にやっていくわけですね。


事務局のスタッフも参加。全員で創っていく

実際に劇をしてみると、感情移入をするせいでしょうか、「家でCDを聞いていたのとちがって、物語がより深く感じられますね」とママ達。6回目の研修ともあって、実に和気あいあいとした雰囲気で進められていきます。

バーランドさんも、のびのびとシフカ・ブールカの馬役に取り組んでいました。「もう少し、ピシッとムチをあててみて」と演技に注文も。みなさん、まるで女子高生にもどったように、夢中で劇に取り組んでいます。時にはお腹をかかえて笑い、時には真剣に表現について討論し、時間はあっという間にすぎていきました。

楽しくて、もっとやりたい研修

本日のお世話テューターである三井さんに、研修に際して心掛けていることを伺ったところ、「とにかく、この場が楽しく、出会いが楽しいものになるように心掛けています」とにっこり。「研修」という言葉から連想される「覚える」「こなす」「一方的に聞く」「やらされる」といったことはすべて否定され、ここにあるのは「楽しい」「もっと(この場に)いたい」「もっと知りたい」という気持ち。受動的ではなく、「関わることがプラスになる」能動的な研修でした。

実は、バーランドさん、「これからはラボ一筋」と決めているわけではありません。さまざまな活動をしているため、これから自分がどちらの方向に向いていくかわからないといいます。「仕事というより、自分の子どもに、ラボがとってもいいと思うので、とりあえずやってみようかなと思って…」。

ラボ・テューターは「先生になるのだ」という明確な意思をもって始める人もいる一方で、バーランドさんのように「自分の子どもにとって、ラボがいいと思ったから始めた」というママも多いそうです。「まずは、子どもと一緒に楽しみながら続けていこう」と、バーランドさんは考えています。


子どもはこうやって覚えていくと実体験

ふだんのママ友同志のおしゃべりともちがい、同じ目的に進む楽しさがある。
ビジネスのみという堅苦しさ、殺伐さとも違う、あたたかさがある。
「それは、ラボが人間関係、コミュニケーションを一番大切にしているからかもしれません」と語るバーランドさん。研修を終えて、どんなテューターとなり成長していくのか楽しみですね。

(取材・文・撮影/宗像陽子)

バーランド和代さんからのメッセージ

物語CDを家で子どもと聴くようになって、テレビを見る時間は確実に減りました。子どもといっしょに楽しめますよ!