対談・インタビュー

掲載日:2015年06月15日

中学生サッカークラブチーム「FCリベルタ」監督山形恭平さんが語る子どもと一緒に成長しよう

中学生サッカークラブチーム「FCリベルタ」監督・山形恭平さんが語る
子どもと一緒に成長しよう

東福岡高等学校からプロの道に進み、現在は幼児向けスポーツスクールを運営するNPO法人“JJFCスポーツスクール”の「FCリベルタ」で後進の指導にあたっている山形恭平さん。小3の女の子と年中の男の子がいる、まさにリトル・ママ読者世代のパパです。そんな山形さんに、サッカーを通じて学んだこと、子どもたちに伝えていきたい思いなど、語っていただきました。

夢を夢で終わらせないために

小学校の時からサッカー一筋でした。卒業文集にも「Jリーガーになる!」と書きました。書くだけではダメなので、どう進めばプロになれるか、そのために今何をすべきか、を逆算して考えましたね。良かったと思うのは、小学校では「個の技術」、中学で「チームでの関わり」、高校で「サッカーの本質」と順を追って学べていけたことです。年代によって学ぶべき段階がありますから。育てていただいた先生方には感謝していて、僕も次代を担う子どもたちに何かできないかと思い、指導者の道に進みました。

心がプレーにつながる

僕自身のサッカー人生は、小中高と順調に進み、プロで初めて大きな挫折を味わいました。ふてくされた時期もあります。そんな時、先輩から「自分の言動で自分の価値を落とすな」と言われたんです。ハッとしましたね。実力を認めてくれていたからこその言葉だったと思います。それからは、何がなんでもひたむきに頑張るようになりました。するとだんだん試合に絡めるようになってくる。心がプレーにつながるんだと実感しました。
その経験から、子どもたちにも、これから壁にぶつかった時に乗り越えられる精神的な強さを身に付けてほしいと思いながら指導に当たっています。

子どもが習いごとを辞めたいと言ったら?

年齢にもよりますが、リトル・ママ読者のお子さん(園児)くらいだと、嫌がるのに無理矢理行かせるのはおすすめできません。実際、僕の息子も年少からサッカーを始めて、途中で辞めたいと言い出しました。ほんとは怒りたいところだけど、サッカーを嫌いになってほしくないので、無理強いはせずに様子をみました。今は落ち着いて通っていますよ。もう少し大きくなると「本当にやりきったのか?自分が納得するまでは辞めるな!」などに変わってきますが、お子さんの成長を見ながら対応していきましょう。

読者ママ&パパへのメッセージ

子どもたちはやんちゃでママたちも大変だと思いますが、感性を潰さないでください。伸びるためには感覚がとても大切。ひねくれてる子が面白く伸びることもあります。
それと、パパたちには、ママが1人になれる時間を作ってあげてほしいですね。例えば、休みの日には、子どもと一緒に公園に行って、パパもやったことのないスポーツに挑戦してみる。得意なスポーツだとついつい「どうしてできないんだ!」ってなっちゃうんです。パパが上手にできなくても、同じ初心者同志、一緒に学ぶつもりでチャレンジする!楽しみながら親子で成長していきたいですね。

山形恭平やまがた・きょうへい

1981年北九州市生まれ。東福岡高等学校時代、全国高校選手権でハットトリックを決める。2000年サンフレッチェ広島、2004年アビスパ福岡、2008年V・ファーレン長崎で活躍。現役引退後はNPO法人“JJFCスポーツスクール”にて、中学生サッカークラブチーム「FCリベルタ」の監督として後進の指導にあたっている。1男1女のパパ。