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掲載日:2017年04月15日

古くて新しいスーパーフード「豆腐」★良い豆腐の選び方を知ろう!

バランスに優れた栄養食材「豆腐」。良い豆腐の選び方を知ろう。
最近では海外での注目度も高く、『古くて新しいスーパーフード』なんて呼ばれることもある豆腐。おなじみの食材ですが、改めて豆腐の「メリット」と「選び方」を学んでみましょう。
取材・文/森田亜矢子

お話を伺ったのは…

パルシステム生活協同組合連合会 運営室 広報担当
植田 真仁さん

食材などを配達する生協「パルシステム」の広報担当。パルシステムは添加物や農薬などの使用について独自の基準を設け、できるだけ素材の力を生かした商品を開発、提供しています。

世界的にも人気の高い健康食材『Tofu』

世界的な日本食ブームの中で、日本の大豆加工品は味噌や醤油とともに人気が高まっています。海外で醤油は『Soy sauce』(大豆のソース)と呼ばれているのに対し、豆腐は日本語名そのまま『Tofu』です。欧米などでは、豆腐を取り扱うスーパーも増えており、現地に駐在する日本人だけでなく現地の人にも好まれ、豆腐をサラダに入れたり軽く揚げたものをパンに挟んだりするレシピも紹介されているようですね。

豆腐を食べることにはどのようなメリットが?

豆腐の主な原材料は大豆です。「畑の肉」なんて呼ばれることもあるくらい、たんぱく質を豊富に含んでいます。
また、大豆はたんぱく質に次いで植物性脂肪を多く含んでいます。植物性脂肪は不飽和脂肪酸のため、コレステロールを少なくする働きを持っているとも言われています。豆腐は消化吸収率が高いので胃に負担がかかりにくいというのもポイントです。
さらに、水分も多く含んでいるので、熱中症が心配される夏場には、水分補給としても有効ではないでしょうか。

大人はもちろん、乳幼児にもおすすめ

たんぱく質は離乳食期の赤ちゃんには欠かせない栄養素の1つですが、大豆のアレルギーがなければ豆腐は離乳食作りにも便利な食材です。
離乳食としては、5、6カ月頃の初期から利用できます。始めはより食べやすい絹ごし豆腐がおすすめです。必ず加熱してからあげてください。
豆腐の味にはくせがないので、和洋中と様々な料理に使えるという汎用性の高さもメリットの1つとして挙げられると思います。

豆腐選びで気をつけたいことは?

豆腐選びでは大切な観点が2つあります。
1つは主な原材料である「大豆の産地」。そしてもう1つは「使用する添加物」です。

豆腐選びの大切な観点

    1.どこで作られた大豆?

  • ・大豆の原産地を確認

    2.どうやって作られた豆腐?

  • ・「凝固剤」は何を使用しているかを確認
  • ・「消泡剤」の使用有無を確認


まず「大豆の産地」についてですが、大豆に限らず輸入される穀物の多くは、長時間の輸送中に腐敗したりしないよう、収穫してから農薬を使用します。これを「ポストハーベスト」と呼びます。残留農薬には国の基準もあり検査もしていますが、気になる方は国産大豆を選んだほうがいいと思います。
続いて「使用する添加物」についてです。
豆腐の製造では、効率を追求するあまり「大豆の濃度を薄めて固めてしまう」という方法を採用するところがあります。にがりを使用した伝統的な製法で100gの大豆を必要とする場合、例えば、ある「凝固剤」を使用すれば大豆は70gですむからです。
でも、これでは栄養源である大豆の含有量は減ってしまいますよね。おいしさはもとより、栄養素という観点でも違いが出ます。

また、豆腐の製造工程では、豆乳を煮つめていく過程で大量の泡が出るのですが、製造工程の効率化のために、化学的に泡を消去する「消泡剤」という添加物を使用する商品もあります。添加物を気にされる方、より栄養価の高い豆腐を選びたい方は「どのように製造された豆腐なのか?」という観点を持って、商品の一括表示を確認してみてください。
豆腐に限らず、商品の価格にはかならず理由があります。効率化を求めれば安価な商品ができますし、品質を求めれば製造工程や原材料にコストがかかります。いずれを選択するかは個々の価値観によって異なるのは当然ですが、パルシステムでは、消費者の「買う力」で国内農業の発展や環境保全に寄与できることを呼びかけています。


私たちの食卓に欠かせないベーシックな食材『豆腐』ですが、単純に「値段」だけではなく、その商品の背景にある作り手の理念を知ることも、商品選びの大切な観点の1つなのかもしれません。製造工程や周辺環境への影響は、食育としてとても大切なポイントですから、皆さんの新たな学びに繋がると良いですね。

初夏から大活躍! トマトと豆腐のだしサラダ

材料【2人分】

  • ●トマト…2個
  • ●豆腐…150g
  • ●葉ねぎ…適宜
  • ●和風だしの素…1/3品(2g)
  • ●塩…少々
  • ●油…小さじ1

作り方

  • 1. トマトはひと口大に切る。豆腐は手で崩す。
  • 2. ボウルにトマト、豆腐を入れ、和風だしの素、塩、油を加えて混ぜ合わせる。
  • 3. 器に盛り、好みで、小口切りにした葉ねぎをちらす。

パルシステムレシピサイト「だいどこログ」より

”国産大豆を守る”という熱い想いから誕生

パルシステムうめてば豆腐

新潟の産地と共同開発した人気商品。独自の充てん技術によって30日という長い賞味期限を実現。新潟の方言である「うんめってば」がネーミングの由来です。

パルシステムの詳細はコチラ
http://www.pal-system.coop/