香苗先生の法律コラム

掲載日:2015年10月14日

今さら聞けない、最近の政治と憲法の関係

ママの皆さま、こんにちは。いつもは「政治ってあんまり興味がないし、よく分からない」というママにも、きっと昨今の政治情勢の話題は届くくらいの盛り上がりなのではないかな、と思います。子どもの将来を案ずる母としては、ちょっと捨て置けないようなハナシも聞こえてきますし。私も、これほどまで政治情勢について現実味を感じたことは、今までなかったように思います。

「憲法」についても、中学の時に3大原則(国民主権・基本的人権の尊重・平和主義)とか、天皇の国事行為とかを暗記させられたり(させられたっていうのが、ヤル気のなさをかもしております笑)、大学時代にも勉強はしたけれど、イマイチしっくりこなくてあまり好きになれなかったものです。司法書士になるための試験勉強の時に、何度目かの憲法学び直し(汗)をして、やっと少し意味が分かるようになったけれど、やはり現実味はあまり感じませんでした。ですので、こう言っちゃ怒られるかもしれませんが、今ほど憲法の勉強をするのに最適な時期はないな~なんて。

さて、AKB48の内山奈月さんが、去年の7月に共著で憲法の本を出したのはご存じでしょうか?
憲法主義」という本です。YouTubeに動画も上がっているので見てみてね。
テレビでは、集団的自衛権を行使できるとする安全保障関連法案の決議をするのに60日ルールを使うのがどうとか、解釈改憲はどうだとか、いろいろ聞きなれない話や言葉が並んでいますが、この本を読むと、だいたい意味が分かっちゃいます。
ここまで盛り上がってしまったので“今さら聞きにくいわ”という皆さま、ぜひこっそりお読みください。カバー装丁も派手でなく手に取りやすいですし、普通の言葉で書いてありますので安心して読めます♪(注:別に出版社から頼まれたわけではありません笑)

ということで、今さらな話は本に任せてしまいましたので、このコラムで私からお伝えしたいことを一つ。
それは、「選挙に行こう!」ということです。
自分の子どもを戦地に送らなくちゃいけなくなる?徴兵制が始まるってホント?日本もテロの標的になる? …たいへん物騒な話ですが、情報収集をせず、自分の頭で是非を考えず、そして考えた自分の意見表明をする場である選挙に行かない、これを続けていると、もし物騒な話になっても文句が言えないし、文句を言っても遅いという現実に直面します。実際、今回の安全保障関連法案への反対運動は、するならば時期が遅かったと思います。安倍首相はやると公言していたのですから。
日本という国の行く先を決めるのは、政治家じゃなくて、国民です。一人の国民としての努力をしなければ、子ども世代にツケをまわすことになると思うのです。だからこそ、みんなで「選挙に行こう!」。