イベントレポート

掲載日:2016年05月16日

カギを握るのは0~7才!ママとの「遊び」が子どもの脳を育てます

カギを握るのは0~7才!
ママとの「遊び」が子どもの脳を育てます

子どもの脳は大人の脳とは違い、「発展途上」の状態にあります。将来、才能を発揮できる脳へと育てるために、ママは子どもの脳の発達過程を理解しておきましょう。育脳メソッドで知られる林成之先生にお話を伺いました。

脳神経外科医林 成之 先生

1939年富山県生まれ。日本大学医学部、同大学院医学研究科博士課程修了後、マイアミ大学医学部脳神経外科、同大学救命救急センターに留学。1993年、日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター部長・教授に就任。救命患者の命を救う画期的な治療法を開発し、脳のしくみを解明。北京五輪金メダリストの北島康介選手、競泳日本代表選手チーム、ロンドン五輪女子サッカー日本代表チームをはじめとするスポーツ界、「文武両脳の子どもを育てる育脳メソッド」として、子育てや教育界など、数多くの成果をあげている。

親子で育む天才脳 0-7歳編

林 成之 受験研究社 1,500円+税

《本書の詳しい情報はこちら》

頭のいい子を育てるためには、小さい時からどんな子育てをするとよいのか、脳科学に基づいた基本原理を図解付きでわかりやすく紹介しています。「中でも、0~3才は、やがて文武両道の才能を発揮する為の“気持ちが伝わる子育て”がポイントになること、英才教育の前に“才能発揮の素質を育てなければ効果が生まない”ということ、また“同じ遊び方を繰り返す子は、なぜ頭が良くなるのか”など、目からウロコの育脳知識が盛り込まれています」(林先生)

子どもの脳は年齢による脳細胞の変化によって、発達し、成長していくしくみを持っています!

脳の育ちの時期にとくに大切なのは、脳細胞が増え続けていく0~3才までの間と、増え続けた細胞が減少する3~7才の間。(「細胞の間引き減少期」ともいいます)なぜ減らすのかというと、脳の発達のために不要な細胞はどんどん間引き、必要な細胞だけを選りわけるしくみがあるからです。
細胞をよりわけていく一方で、子どもの脳の中では情報の伝達回路が作られ、細胞同士がつながり合っていきます。このとき脳細胞は、「気持ちのこもった情報」に対して強く反応します。ですから、0~7才の時期は、早期教育よりも気持ちのこもった対話なコミュニケーション、遊びが大切。脳のしくみに沿った子育てをすることで、「理解・判断を間違えない脳」「勉強ができる脳」など、就学以降に実力を発揮する脳の素質を育むことにつながっていくのです。

脳の細胞数が増えていくこの時期は、子どもの脳の成長の第一段階。考えをまとめたり、人に気持ちや心を伝える脳のしくみを鍛えるために、とても重要な時期です。

3才までは引き続き脳細胞が増え続けます。「気持ちが伝わる脳」を育むと同時に、正誤・類似性の判断を司る「間違えない脳」を育む親子コミュニケーションが必要です。

3才までに爆発的に増え続けた脳細胞は、最大数に達した後、7才ころを目安に緩やかに減少します。この時期は脳に悪い習慣を親子で止め、空間認知能力を鍛える遊びを取り入れましょう。