コラムvol.57 「上手で賢い法律相談の受け方」
ママの皆さま、こんにちは。もう師走ですね。一年ってホントあっという間! 去年の今頃の自分と今の自分、去年の今頃の環境や空気感と今の状況、まったく同じというものは一つもないように思います。より良く移ろいゆくことができたかどうかは分からないけれど、今年も一年がんばって生きたなぁーなんて思ったりもします。
さてさて今回は、私が普段、お客さまから相談を受けるときに感じることについてお話ししたいと思います。というのも、せっかく時間をとって面談にいらしたのに準備不足の感が否めず、“たぶん○○だと思う…という、おぼろげな記憶をもとにお話しをうかがった限りではこういうお答えになりますが、もし事実が違っていたら違うお答えになります…。”とか、“この点については○○の資料を拝見しないと正確なお答えはできかねます…。”とか、その面談を不完全燃焼に終わる方がいらっしゃるからです。せっかくの面談なのですから、私もより正確で適切なお答えを差し上げたいのですが、それが叶わず残念です。
こういったことを避けるために、次の2つを、私は面談のご予約をいただく際にお願いするようにしています。
みなさん、【1】については頑張ってメモしてきてくださいます。そうすると、相談を受ける側にとって“相談内容が整理されている”というメリットがあるだけでなく、相談する側にとっても、自分の書いたメモを見ながら「言いたいこと・聞きたいこと」を考え込まずにもれなく話せるので、面談時間が短縮され(つまり相談料金にも関わる)とってもスムーズに進みます。さらに「言いたいこと・聞きたいこと」がもれなく話せたという満足感も得られますのでとっても良いのですよね。
で、問題なのが【2】です。足らないんです、資料が…。みなさん持ってこないで置いてきてしまうんです。「さぁー相談に行くぞ。そうそう、関係資料を持ってきてくれと言われていたなぁ。どれを持っていこうかな、どれが必要かな…。」このセリフに落とし穴があります。どこでしょう? それは、「どれを持っていこうかな、どれが必要かな…。」です。この自分なりの選別が落とし穴です。自分の判断ではこの資料はいらないな、と思ったとしても、私から見ればその資料こそ拝見したい、ということが、本当によくあります。
関係資料を持ってきてくれと言われても、資料なんか何もないんですけど…という場合もあります。その場合は、関係資料が何もないという状態こそが事実なのだから、それはそれで良いのです。(とは言うものの、聞いてみると実は、その資料はあります、ということも多いです。)でも、関係資料があるのに、それを面談の場に持ってこなかったので拝見できない、ということでは話がまったく違います。関係資料があるのなら、資料があるという状態が事実なのだから、資料の内容に答えが左右されるのは当然の話なのです。
ところで“関係資料”なるものは契約書のようなしっかりした書面や、いかにも証拠(!)といった写真のようなものだけを指すわけではなく、例えば、備忘用に手書きでメモした広告チラシの裏のようなものも含みます。
この2つのお願いは、司法書士に相談する場合だけでなく、弁護士相談でも、消費者センターでの相談でも同じことです。しっかり準備して短時間で有意義な面談をする、というのが上手で賢い相談の仕方です♪
さてさて今回は、私が普段、お客さまから相談を受けるときに感じることについてお話ししたいと思います。というのも、せっかく時間をとって面談にいらしたのに準備不足の感が否めず、“たぶん○○だと思う…という、おぼろげな記憶をもとにお話しをうかがった限りではこういうお答えになりますが、もし事実が違っていたら違うお答えになります…。”とか、“この点については○○の資料を拝見しないと正確なお答えはできかねます…。”とか、その面談を不完全燃焼に終わる方がいらっしゃるからです。せっかくの面談なのですから、私もより正確で適切なお答えを差し上げたいのですが、それが叶わず残念です。
こういったことを避けるために、次の2つを、私は面談のご予約をいただく際にお願いするようにしています。
- 【1】相談したいことを個条書きでもいいのでメモして整理してきてください、ということ。
- 【2】関係のありそうな資料をみんな持ってきてください、ということ。
みなさん、【1】については頑張ってメモしてきてくださいます。そうすると、相談を受ける側にとって“相談内容が整理されている”というメリットがあるだけでなく、相談する側にとっても、自分の書いたメモを見ながら「言いたいこと・聞きたいこと」を考え込まずにもれなく話せるので、面談時間が短縮され(つまり相談料金にも関わる)とってもスムーズに進みます。さらに「言いたいこと・聞きたいこと」がもれなく話せたという満足感も得られますのでとっても良いのですよね。
で、問題なのが【2】です。足らないんです、資料が…。みなさん持ってこないで置いてきてしまうんです。「さぁー相談に行くぞ。そうそう、関係資料を持ってきてくれと言われていたなぁ。どれを持っていこうかな、どれが必要かな…。」このセリフに落とし穴があります。どこでしょう? それは、「どれを持っていこうかな、どれが必要かな…。」です。この自分なりの選別が落とし穴です。自分の判断ではこの資料はいらないな、と思ったとしても、私から見ればその資料こそ拝見したい、ということが、本当によくあります。
関係資料を持ってきてくれと言われても、資料なんか何もないんですけど…という場合もあります。その場合は、関係資料が何もないという状態こそが事実なのだから、それはそれで良いのです。(とは言うものの、聞いてみると実は、その資料はあります、ということも多いです。)でも、関係資料があるのに、それを面談の場に持ってこなかったので拝見できない、ということでは話がまったく違います。関係資料があるのなら、資料があるという状態が事実なのだから、資料の内容に答えが左右されるのは当然の話なのです。
ところで“関係資料”なるものは契約書のようなしっかりした書面や、いかにも証拠(!)といった写真のようなものだけを指すわけではなく、例えば、備忘用に手書きでメモした広告チラシの裏のようなものも含みます。
この2つのお願いは、司法書士に相談する場合だけでなく、弁護士相談でも、消費者センターでの相談でも同じことです。しっかり準備して短時間で有意義な面談をする、というのが上手で賢い相談の仕方です♪
司法書士 森 香苗(もり・かなえ)東京都出身。大学法学部を卒業後、法律事務所をはじめ、不動産鑑定士事務所、一般企業、派遣社員など様々な仕事を経験した後、独立開業。
不動産鑑定士事務所にいた頃、競売物件を扱う中で、住宅を差し押さえられてもどうすることもできないなど、法律の知識がなかったために不利益を被る人をたくさん見る。
また、シングルになったが財産分与のやり方がわからず、問題を抱えこんでしまう女性にも多数会う。法律を知らないために大変な思いをしているママが多いことを痛感。少しでも彼女たちを支援できないかと考え、司法書士という立場から様々な相談に応える。
相談・問い合わせなどはメールで(名前と連絡先をお忘れなく)
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