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「赤ちゃんの脳を育む会」開校記念 久保田カヨ子先生講演会&育児相談会開催 輝く子どもの一点を見つけて、伸ばしてあげましょう

“久保田カヨ子先生監修 「久保田式育児法」プログラム”と“グローバル教育”を導入している幼児教室「赤ちゃんの脳を育む会」による【久保田カヨ子先生講演会&育児相談会】が5月28日(土)五反田文化センターで開催されました。

「私の育児、これでいいの?」「どうして、子育てってうまくいかないの?」たくさんの迷える親にカヨ子先生が教えてくれたことは何?

約250名のパパとママが会場を埋めた五反田文化センター。久保田さんが出てくるのを待ちます。
舞台に登壇した久保田さんは、小柄な体からエネルギッシュなオーラを放ちつつ、約1時間15分、子育てについて熱く語ってくれました。

親の仕事は、親の気持ちを、赤ちゃんに映しこむこと

時に毅然と、時にやさしく。
そもそも親が子どもを生む意義とはなんでしょうか。「子どもは、誰しも輝くものを持って産まれてきました。その輝く一点を見つけ、伸ばしてあげること。それが大切なの」と久保田さんは言います。そして「赤ちゃんにたくさん触りながら、母の気持ちを映しこんでいくことが大切。それこそが親が子どもを生む意義なのです」と説きます。

映しこむってなんだろう?親の価値観を押し付けるということ…? そんなことを感じてしまいそう。けれども久保田さんのお話を聞いているうちに次第に「しみこませることと押し付けは違う」ということが理解されていきます。

手をかけ、声をかけ、目をかけ、気持ちを伝えていく

ではしみこませて、映しこむとは具体的にどういうことなのでしょうか。
「気持ちがよくなってよかったね」「今日は暑くていっぱい汗をかいたね」「おや?赤くなってかゆいのかな?」
親の気持ちを映しこむということは、そういった語りかけからはじまります。語りかけをしていくことで、自然と親の価値観は子どもに受け継がれていきます。それは画一的なマニュアル育児ではわからない、各家庭によって違う「生きた育児」なのだと久保田さんは言います。
1日のうち、7〜8回もおむつ変えをしていた昔、母親は、その都度スキンシップを通じて「ほうら、さっぱりして気持ちいいねえ」と赤ちゃんの目を見つめ、自然に話しかけていたものです。けれども、おむつ替えの回数が少なくなり、赤ちゃんと母親との絶対的なふれあいの時間は、確実に減っています。「もっと、語りかけて、見て、赤ちゃんの欲していることはなにか探してあげて。もって産まれた輝く一点を伸ばしてあげて」と久保田さんは、時に毅然と、時にやさしく、ママやパパ達に語りかけていました。

1日一度は大泣きをさせよ

「しっかりと大声で泣くことも大切」
「この子、知恵あるで。うまいこと育てていきや」
講演会のあとの子育て相談会では、久保田さんが悩めるママやパパたちひとりひとりの悩みにじっくり答えてくれました。
「いろいろ遊んであげたりしているのに、すぐ飽きる」というパパには
「遊んであげるというあなたの態度がおこがましい」とピシリ。そのあとでにこやかに
「赤ちゃんを一人前だと思わなくては」とニコリ。
「大人だって興味のないものを次々と持ってこられてもイヤでしょう?集中力がないのは、まだ興味のあるものが見つからないから。工夫しながら探してあげて」。
なるほど…。思わずパパも脱帽です。

「ものを投げるので困ります」というママには
「してはいけないことに『だめ、だめ』というだけではいけません。子どもは言葉は理解しなくても、表情はわかります。「だめよ」と笑いながら言うのが一番いけない。禁止の理由を言って、声のかけかたを工夫しましょう。『ママそれをされるのは、イヤなの。悲しいの』とクドクドと泣く芝居をしてもいいんですよ」というアドバイスに、ママの顔はすうっと和らぎました。

どの親に対しても「子どもの人格を認めること。少し視点を変えて、工夫する道を探すこと」を教えてくれる久保田さんのアドバイスに、みな、なにやら憑き物でもとれたように、すっきりした顔になっていきます。

「夜中に何度も起きて困ります」というママには「この子は泣き方が下手」とピシリ。「え?」とまどうママに、「泣くと言う事は、いっぱい吸って、いっぱい吐くということ。それがきちんとできないと、うまく泣けません。上手に大声で泣くと、それ自体が運動になってよく眠れるんですよ」。
上手に息を吸ったりはいたりできるようにするためには、笛を吹かせるといいとアドバイス。「音がでると楽しいからたくさん吹いたり吸ったりするでしょう。そうすると呼吸法が上手になって、運動能力が高まるんですよ」と思いもよらない答えが飛び出てきます。

「いっぱい泣いていても、ゴキゲンとりをしなければ、だんだん『泣いてもあんまりいいことないなあ』ということがわかるようになりますよ」。「1日一回大泣きさせなさい」というアドバイスに、ママは心からホッとした顔でうなずいていました。

子育てって楽しいもの

「その子が欲しているものは何か、すぐ分かるように親も学習しないと」
親は毎日子育てをしつつ、ひとつひとつのやり方に疑問を感じ、「このままでいいのだろうか?私のやり方はまちがっているのではないだろうか?」と迷い続けています。昔の日本であれば、自分の親や近所のおばあちゃんがこともなげに教えてくれたようなこと。たとえば「赤ちゃんは、泣くのが仕事なんだから、泣かせておけばいいんだよ」そんな一言に、どれだけ昔の若い母親たちはホッとして、おおらかに子育てができたことでしょうか。久保田さんは、そんな昔どこにもいたおばあちゃんを彷彿とさせてくれます。

久保田さんの話は、本質を突きつつ、赤ちゃんとママへの愛情に満ちていました。「そうだ、本来、子育てって、楽しいものだったんだ」と改めて気づかせてくれる講演会&育児相談会でした。
久保田カヨ子さん
約30年前に、夫である久保田競氏(京都大学名誉教授、医学博士)の脳科学的理論に裏付けされた、独自の久保田式育児法《クボタメソッド》を確立する。“0歳から働きかける”久保田式育児法は、日本における乳幼児の育児に多大な影響を与える。一昨年のテレビ番組出演を機に“脳科学おばあちゃん”として広く知られるようになる。株式会社脳研工房 代表取締役。http://www.umanma.co.jp
“久保田カヨ子先生監修 「久保田式育児法」プログラム”と“グローバル教育”を取り入れた新しい幼児教室「赤ちゃんの脳を育む会」
最新の脳科学と海外の幼児教育を取り入れたレッスンが話題になっています。
主宰の上原なみさんは、1児の母で、元企業人事教育のプロです。

「赤ちゃんの脳を育む会」生徒さん募集中(残り若干名)。満席になる前にチェックしてみて!詳しくはコチラ(「赤ちゃんの脳を育む会」で検索!)
(取材・文・撮影 宗像陽子)
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