ピピっと子育て情報

掲載日:2008年06月28日

待望の北区新中央図書館が6月28日(土)にオープンしました!

子どもにもママ・パパにも優しい待望の北区新中央図書館が6月28日(土)にオープンしました!
 たくさんの北区区民、もちろん子どもを持つママたちの期待も背負って6月28日に北区中央図書館、通称「赤レンガ図書館」が開館しました。平成18年の着工から2年、赤レンガの醸し出すレトロな雰囲気と、ガラスやコンクリートといったモダンな風合いが融合した近代的な区民のコミュニティスペースの誕生に、大勢の人たちが詰め掛けました。オープン当日の図書館の様子を、子ども図書館を中心にレポートします。

 オープン当日の28日は、関係者などによる記念式典が午前中に行われ、一般オープンは正午からでした。 新しい図書館を見てみようと訪れた人たちは30分程前から並び始め、入場できる時にはなんと隣の公園を半周する位の長蛇の列。入口ではこの日のイベントのタイムスケジュールや施設案内、館内ラリーの用紙などが配られ、近隣小学校の金管バンドが開館記念ミニコンサートを開いていました。2階エントランスでは、北区の観光情報の展示や赤レンガ図書館が使われた記念切手の販売など、北区をあげてのお祭りのような雰囲気です。
オープン前にはこんなに来館者が集まりました。 メインホールに金管楽器の音色が響きます
 
王子郵便局の記念切手販売ブース  

 休日だったためか、パパと子どもの組み合わせも非常に多かった子ども図書館。棚が通常よりも低く作られているため、外光が奥まで届きとても明るい図書ルームになっています。スタッフが本選びのアドバイスをしたり、読み聞かせをしたりと来館者と交流している姿がよく見られました。
 書棚の背の部分には必ず子ども用イスが設置してあり、所どころに読書用テーブルとイスが置かれているため、お気に入りの本をその場でゆっくりと読むことができます。書棚の低さと広々とした通路、見通しも良いので親子で安心して利用できるのも嬉しいです。オープン初日だけあってかなりの混雑ぶりでしたが、混んでいることを感じさせないのもこの通路の広さが一役買っているようで、まさに新図書館マジック!
“おはなしのへや”は、お話会を目的に作られた読み聞かせのための専用室です。この日はオープン記念として幼稚園以上の子ども向けお話会が開かれ、たくさんの子どもたちが開始前から詰め掛けていました。
お話会が始まると、布を使ったネズミの話や絵本の物語に、子どもたちが引き込まれているのがわかります。
 そんな中、ブックトラックを押しながら本を運ぶボランティアさんに出会いました。これは“よみきかせ隊”と呼ばれる活動で、本を読んでほしそうな子どもに個別に本をよんで聞かせてくれる嬉しいサービス。
子どもと一緒に集中して読んでもらっている大人の姿もあり、「絵本は子どものためだけではない!」と実感しました。また、ママやパパ以外の人から本を読んでもらうのも子どもにとっては非常に良い刺激になるようです。
これが2階子ども図書館の入口 とても多かったパパがベビーカーを押す姿。通路が広いので楽~♪ カウンターはかなり低いので子どもが自分で貸出や返却ができます 図書館スタッフは本選びの強い味方
とにかく棚が低い!子どもでも楽々最上段まで届きます。 紙芝居も充実した品ぞろえ 陽光の中で読書・・・気分も爽快! 本を読んでほしい子はいないかな?と館内を巡回するよみきかせ隊
   
お話会の可愛らしいお知らせ 幼稚園以上の子どもたちには本がメインのおはなし会    

 また子育て情報支援室では随時赤ちゃん向けのお話会が開かれ幼稚園に入る前までの子どもたちを対象に、手遊びうたや指人形などのミニお話会が催されていました。こちらは小さい子向けにプログラムされていたので、赤ちゃんも子どもも真剣に耳を傾けている様子がとても印象的でした。
新図書館の大きな特徴でもあるこの子育て情報支援室。浄水機完備の調乳スペースや授乳室、プレイスペースなどを設け、 木のおもちゃを置いたり(貸出も可)育児情報の閲覧などもできるようになっています。もちろんおむつ替えのスペースも支援室内と2階化粧室に用意されています。今まで「小さな子ども連れで図書館に行くと迷惑なのでは・・・?」「まだ本には興味を持っていない・・・」と図書館に足が向かなかったママたちへ、図書館からの「遊びにおいで」のメッセージとも言える象徴的なお部屋です。
来館していた親子からは「図書館にこういったスペースができると安心して来られる」「お友達を誘って今度来てみます」といったコメントが多く聞かれ、期待に違わぬ新図書館の設備にママたちも満足していました。
ガラス張りの子育て情報支援室 赤ちゃん向けのおはなし会が開かれました
手遊びやわらべうたが中心なので、赤ちゃんでも楽しく参加できます 赤ちゃんでも安心の布絵本がたくさん用意してあります

 一番爽快なのは天井の高さ。元倉庫のラチス鉄柱やトラス構造をあえて見えるように残し、逆にモダンなイメージになっています。公共施設とは思えないスタイリッシュな雰囲気なので、気分転換にも最適。ちょっと足を伸ばしてみる価値はありますよ。
 また滞在型の図書館ということで、カフェスペースやフリースペースの充実を図った新図書館。
1階のカフェは「これが図書館?」と思うようなオシャレな空間で、ママたちも見逃せないスイーツがたくさん並んでいました。特に赤ちゃんや子ども用のメニューが用意されている訳ではありませんが、ママはカフェで注文し、隣で子どもが手弁当をモグモグということもフリースペースでは可能です。公園も 隣接しているので、お弁当持参で芝生の上でのんびり食べるのも楽しいですね♪
 このほか、可愛らしいコミュニティバスが20分に1本の割合で王子駅⇔駒込駅(乗り継ぎで田端回りもあり)を巡回し、地の利の悪さをカバー。どこまで乗っても100円というのもママのお財布には嬉しい!
この書棚の数も圧巻です 開放的なフリースペース。すぐお隣はカフェです う~ん、どれにしよう・・・ 広大な敷地内に立つ赤レンガ図書館
   
遊具もあるのでちょっと気分転換も さすがコミュニティバス、運転手さんも親切!    

 図書館内外、所どころに顔を出すレンガの壁。これは大正8年に完成した、赤レンガ倉庫の一部です。
当時北区にはレンガ工場が多く(豊島、堀船方面)、丸の内などで使用されたレンガはこの周辺から運ばれたといいます。この図書館に使われた赤レンガもいくつかの工場で作られていて、図書館1階の壁付近にはどの工場で製造されたかを示す刻印マークが見える場所がいくつかあります。オープン記念の2日間はその場所に看板が出され、スタンプラリーのようにマークを探す「レンガマーク探検隊」も実施されました。
歴史を刻む特別な赤レンガを子どもと一緒に探してみるのも、新図書館の新しい楽しみになるかもしれません。

こういう所にレンガマークが!
北区立中央図書館(赤レンガ図書館) 施設概要
住所 東京都北区十条台1-2-5
電話 03-5993-1125
FAX 03-5993-1044
開館時間 火曜日~土曜日と第2・4月曜日 9:00~20:00
日曜日・祝日 9:00~17:00
休館日 第1・3・5月曜日、年末年始
館内整理日(3月・12月を除く第4木曜日)、3月31日
蔵書 50万冊(開館当初は30万冊)
総座席数 450席
構造規模 鉄筋コンクリート造地上3階、駐車場22台、駐輪場300台