対談・インタビュー

掲載日:2014年10月06日

Eテレでもおなじみ・近藤良平さん登場!

好きなこと、やっていいんだよ!「コンドルズ」主宰 近藤良平さんインタビュー

学ランに身を包み、予想のつかないステージ展開で観客を釘付けにするパフォーマンス集団「コンドルズ」。
その主宰であり、2児のパパであり、NHK Eテレ「からだであそぼ」「サラリーマンNEO」などの出演でもおなじみの近藤良平さんに、お話を伺いました。
(インタビュアー:リトル・ママ代表 森光太郎)

近藤良平(こんどう・りょうへい)

1968年生まれ。ダンサー、振付家、「コンドルズ」主宰。幼少期を南米で過ごし、20才の時にダンスに開眼。以降、舞台、振付、ダンス指導、映画・TV出演など多方面で活躍中。
コンドルズ ホームページ:http://www.condors.jp/

マジメ?デタラメ?コンドルズ!

昨日、コンドルズのステージ(2014年8月30・31日に福岡・イムズホールで行われたコンドルズのイベント「GIGANT」)を拝見しました。素晴らしかったです!メンバーも個性的な方ばかりですね。

近藤良平さん(以下、近)なんともいえない不揃い感があるでしょう(笑)。このメンバーで18年やっています。長い付き合いだから、互いのプライベートも全部分かっちゃうんです。

何というか、学校の友達同士で盛り上がるような面白い会話、それが過剰に増幅されてステージに再現されている、というような印象を受けました。そんなコンドルズ、そして近藤さん自身のユニークな活動の源になるものは何でしょう?

「デタラメを真面目に生きる」ってことでしょうか。常に真剣にやっているけど、枠にハマらない面白さは大切にしたい。さっき言われた「学校の会話の延長線上」っていう雰囲気もあるかもしれません。でも、僕らのステージって、言葉で説明すればするほど分からなくなっちゃうんですよ。とにかく一度観ていただくのが一番です。

パパ・近藤良平

近藤さんは、2児のパパでもいらっしゃいますよね。

はい。娘が2人います。

お子さんができて、ご自分の中で変わったことは?

子ども向けの仕事に、積極的に関わるようになりましたね。それまでは特に意識はしていませんでしたが、自分の中でスイッチが入ったのかもしれません。子どもたちと一緒に活動するのは楽しいですよ!同じ目線で、体を動かして…。普段は色々な計算をして生きているけれど、子どもと一緒だったら手放しで楽しめる。それはとても素敵な体験です。

パパとしての近藤良平さんは、どのようなタイプですか?

僕は、仕事の関係で家にいる時間が少ないし、家事に積極的に関わるタイプでもない。身勝手なパパかも(笑)。でもカッコイイことばかりはできませんよ。むしろ、できないことの方がいっぱいある。そんな中で、時には舞台を見せたりして、パパのリアルな姿を娘に伝えるようにしています。

私も、子どもが生まれる前は「こんなパパになりたい」とかあれこれと考えていました。でも現実はそうではないですよね(笑)。家事・育児にどれだけ多く関われるかだけではなく、仕事を頑張っている姿を見せながら、家計を支えていく、というのもひとつの子育てだと思います。ところで、奥様はそんな近藤さんに理解を示してくれますか?近藤さん自身が奥様に気を使ったりすることは?

夫婦仲は良いと思うんですが、僕のフリーな感じが娘にうつっちゃって…。その点で、妻にはよく怒られます。身のこなしや、物の置き方、座り方ひとつとってもラフだし、学校の机の中なんて滅茶苦茶になっています。それは僕も自覚しているから、反論できない(笑)。ただただ、「ごめんなさい」です。

新しいチャレンジへ

子どもと一緒の活動といえば、10月に、東京・新宿で「遊育(あそいく)計画」というステージを予定されていますね(※下記参照)。子ども参加型のイベントだということで私たちも注目しているのですが、具体的にはどういった内容でしょうか?

ひとことで言うと「からだ遊びパフォーマンス」。僕らコンドルズと一緒に、遊びを取り入れた動きで全身を使い、体のことを学んで欲しいという目的のイベントです。
以前、僕が関わったNHK Eテレの「からだであそぼ」という番組がありました。あの番組は、まわる、とぶ、くぐる、など36の動作を軸に体を育むことをコンセプトにしていたんですが、それがとても良くできていた。今回の「遊育計画」は、そこから発展させたものでもあります。

今は遊びの環境も限られていて、子どもたちが体を動かす機会も減ってしまっていますよね。そのためか、運動能力が低下したり、日常生活の動作もうまくできない子どもたちが増えていると聞きます。

何でもないところで転んで骨折してしまう、とかですね。昔は遊び場所も多かったし、世の中も優しく寛大だった。子どもたちは飛んだり跳ねたり走ったりしながら成長していました。今は時間や労力をかけないと、そういう環境に飛び込むことも難しいです。でも、子どもが子どもらしくあるためにはそういった場所がたくさん必要です。今回は私が「遊びマスター」となって、子どもたちをリードしながら、体を動かすことの楽しさをメッセージしていこうと思っています。

10年、20年後に向かって!

10年後、今の活動を続けていると思いますか?

はい!やっていると思いますよ。

舞台を拝見していると、「よく(体が)動くなぁ」と感心します。疲れが残ったり、体が痛くなったりしませんか?

そりゃ痛いですよ。だから体のケアはしています。舞台後は、スーパー銭湯に直行です(笑)。20代、30代は無謀に動いていたけれど、今は同じことをしていたら体が持たない。でも、そんな自分がまた面白いです。体の反応を楽しみながら、10年後も続けていると思います。

ぜひ10年後、20年後も私たちを楽しませてほしいです。それでは最後に、リトル・ママの読者へメッセージを!

ひと昔前までは、育児中は子育てが全て!みたいな風潮がありましたが、今はそうでもない。仕事や趣味などを両立し、ママが自分らしくいられる環境があります。僕も、そうやって努力して輝いている人をたくさん見てきました。「ママだって、もっと好きなことをやっていいよ!」って思います。子どもに人生の楽しさを伝えるためには、ママが人生を楽しまなくちゃ!

近藤さんらしいメッセージですね。子育てにも、決まりごとやフォーマットはないんだ、と。

社会のルールを守ってさえいれば、あとは自由です。それぞれのやり方があるし、誰かのやり方が自分に当てはまるとも限らない。子育て中のママたちも、もっと自分らしく、自由に生きてほしいですね。

「コンドルズの遊育計画」

コンドルズが新宿文化センターのステージで繰り広げる「からだ遊びパフォーマンス」!! からだのもつ可能性を発見・体感しながら、子どもも大人も元気いっぱい楽しんじゃおう!!

日時
10月25日(土)11:00~、15:00~
会場
新宿文化センター 大ホール
料金(全席指定)
中学生以上2,000円、小学生以下1,500円(未就学児入場可・膝上観覧のお子様は無料)
お問い合わせ
03-3350-1141(新宿文化センター)

詳しい情報はコンドルズホームページで:http://www.condors.jp/

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